自動車保険料は自動車保険に加入するうえで、
最も重要視する指標の一つかと思います
どうやら、保険会社を切り替えされる方の60%以上は、
保険料を基準に切り替えされるているようですね
64%の人が「保険料の安さ」を重視!「自動車保険は安くなる」が当たり前の時代。「保険スクエアbang! 自動車保険」では、サービス利用者に対して「保険会社を切り替えた理由」をアンケート調査しています。調査の結果を見ると、64%の人が「保険料の安さ」と回答。過半数の人が保険料を重視して、自動車保険の見直しをしていることがわかりました。確かに、「補償内容が同じなら保険料は安いほうがいい」と考えるのは自然なことです。しかし、保険料への関心が高まっている理由はそれだけではありません。「ダイレクト型自動車保険」「リスク細分型自動車保険」の急速な普及も、要因のひとつと言えるのではないでしょうか。
このように、保険料が重要視される時代でも、
一般の方は他社に切り替える以外に保険料を抑える方法を知りません
これは、私が代理店型の保険会社に勤めていた際も感じていたことです
正直、代理店でさえも知らない代理店は知らなかったりします
そこで、保険会社社員しか知り得ない情報も含めて、
保険料を安くする15の方法をお伝えしたいと思います
目次
契約条件で割引
①運転免許証の色
記名被保険者(※保険をかける人)の免許証の色がゴールドの場合、
保険料が割引になります
優良ドライバーだから事故を起こす確率は低いので、
保険料を安くしようということですね
②運転者限定
記名被保険者のみが運転するのか?それとも、家族みんなが運転するのか?
一人暮らしの大学生の子供も家に帰ってきたとき運転するのか?
あなたの状況によって異なりますが、
誰が運転するか?を限定することで保険料は安くなります
あなた一人しか乗らないのであれば、「本人限定」という内容になるでしょう
「本人限定」であれば本人しか乗らないので当然保険料は最も安くなります
また、運転者の年齢も設定できます
一般的には、「21才以上」「26才以上」「35才以上」「年齢を問わず補償」とありますが、
各保険会社によって異なっていますのでここは要確認です
もちろん、「年齢を問わず補償」が一番高く、「35才以上」が一番安いです
ちなみに、運転者限定なし、年齢条件を26才以上で契約していた場合、
家族以外の25才の他人が運転していた場合、保険は適用になるか分かりますか?
答えは、適用になります
というのも年齢条件は、あくまでも同じ家に住んでいる家族にしか適用になりません。
なので、別居の大学生の子どもにも年齢条件は適用されません
この内容を意外と知らない方がおおいので、
予備知識としてお伝えしました
※ただ、この考えは全保険会社共通とは言い切れないので、
念のため契約時には確認された方がいいです
③使用目的
普段は、業務で使うか?通勤・通学か?それとも日常・レジャーか?
その使用目的によって、保険料が変わってきます。
もちろん、「業務」目的だと保険料は一番高く、
「日常・レジャー」だと安くなるしくみです。
申し込み方法で割引
④走行距離
CMでお馴染みのソニー損保など、
走行距離に応じて保険料を割引くという内容ですね
ソニー損保、チューリッヒ、アクサダイレクトなどは予想走行距離で保険料を算出、
アメリカンホーム、イーデザイン損保などは過去1年の走行距離で保険料を算出しています。
上記のように、走行距離は通販型自動車保険にしかありませんでしたが、
2015年4月にあいおいニッセイ同和がトヨタ自動車とコラボして、
代理店型としては初めて走行距離に応じた保険を発売しました
「つながる自動車保険」という保険ですね
トヨタの車で、トヨタ経由でしか加入できないとは思いますが、
代理店型の保険会社も今後、主流になっていくかもしれないですね
⑤早期契約割引
これも通販型自動車保険限定ではありますが、
自動車保険の満期日の45日前から継続契約すると保険料が割引になりま
新規契約の場合は、通常の継続契約より更に割引になる保険会社もあるので、
通販型に切り替えされる際は要チェックですね
⑥インターネット割引
これも通販型自動車保険限定になります。
インターネットで見積もりをしてそのまま申し込むと、
保険料が割引になる内容です
⑦証券不発行割引
通販型は保険料が安くなる仕組みがいっぱいですね
これは言葉の通りで、
保険証券をなどWEB形式のみにすれば割引するという内容です
WEBにして印刷すればいいだけですから、
利用しない手はないでしょう
ただ、通販型自動車保険によっては、
実施していない保険会社もあるので要チェックです
⑧保険料払い込み方法
多くの方は分割で毎月保険料を支払っていますが、
実は一括にすれば保険料が割引されます
分割割増は一括払いと比べて約5ほど割増になるのが一般的です
新車で車を購入された場合は初期費用が膨大なので難しいかもしれませんが、
資金に余裕がある場合は一括払いを検討された方がいいかもしれません
補償内容で割引
⑨車両保険を限定補償(エコノミー)にする
車両保険には、一般補償(オールリスク)と限定補償とに分かれています。
当然、一般補償の方が保険料は高くなります。
ですが、補償を限定することで保険料は安くなります
ただ、確かに保険料は安くなりますけどこれは必須ではありません
なぜなら、限定補償は自損事故、当て逃げ被害は車両保険が出ないからです
なので、こればっかりはあなたの考え方次第なので、
どっちが正解というのは一概には言えないですね
ちなみに私は限定補償で契約していました
⑩車両保険に免責金額を設定する
車両保険の免責金額は0-10が基本です。
1事故目は、あなたの自己負担額0円。
2事故目は、あなたの自己負担が10万円という内容です。
でも、免責金額は自由に設定できます。
上限金額は保険会社によって異なりますが、
私は5万-5万で免責金額を設定していました。
理由は、保険料が安くなるのもそうですが、
5万円なら自己負担して払えるという確信があったからです
このように考えるかもしれません
でも、ほとんど知られていないですが、
そういう場合に、「車対車免ゼロ特約」という特約があります
要は、車対車の事故の場合、免責を適用しませんよという特約です
多分、よっぽど保険に詳しい方か。
または、保険会社の社員しか付帯しない特約だと思います。
私は、もちろん「車対車免ゼロ特約」を契約していました
⑪搭乗者傷害保険をなくす
搭乗者傷害保険とは人身傷害保険のサブ的な保険で、
症状に応じて○○円とか通院1日あたり○○円という形で支払われます
ですが、人身傷害保険さえしっかり加入していれば、
あなたの治療費などは保険で全額支払われます
なので、必須とは言えないのではずしてしまっていいかと思います。
ちなみに、私ははずしていました
将来的にはなくなるだろうと言われているので、
その日は近いかもしれません
特約で割引
⑫リサイクル部品使用特約
この特約で車両保険が5%割引できます。
要は、修理する時に中古部品使って修理させてもらうから、
車両保険安くするよという内容です。
新品部品で修理するほうが当然高いですからね
ただ、この特約はあいおいニッセイ同和を含む、
数社の代理店型自動車保険でしか販売していないです
それに、自己申告しないと勧められないほどマイナーな特約なので、
加入を希望される場合はあなたから申し出する必要があるかと思います
ちなみに、通販型では加入できません
他にも、「新車割引」「イモビライザー(盗難防止装置)割引」「エコカー割引」「福祉車両割引」など、色んな割引制度があったりします。
これらは、保険料試算する際に車の情報を入れれば、
自動で反映されたりするので気にする必要はあまりないかもしれませんが、
覚えておくといいかと思います
⑬無駄な特約の見直し
自動車保険には私でも把握しきれないほどの特約があります。
その特約の中に、実は補償が重複する特約があったりします。
家族の誰かが加入しているだけで、家族全員が補償されたりするわけですね。
中でも多いのが、「弁護士費用特約」と「個人賠償責任保険(=日常生活賠償保険)」です
私が保険会社で働いていたときも、
よく代理店さんに補償の重複に注意するよう指導していました
この2つの特約は、傷害保険や火災保険にもよく特約として付帯しています
但し、個人賠償責任保険は注意して欲しいです
個人賠償責任保険というのは、車以外の自転車事故などで損害賠償が必要になった際、
この保険で支払うことが出来る保険です
これは各保険会社、火災保険であろうが同じなんですけど、
問題は示談代行がついているかどうかです
示談代行がついていなければ、示談交渉はすべてあなたが行う必要があります
これはリスクが大きいです
要は、自動車保険の示談交渉を全部あなた一人でやるようなものですからね
自転車事故で1億円を超える高額損害賠償が問題となったりしてますが、
その示談をあなた一人でできますか?
そう考えると、示談代行がついている保険会社の個人賠償責任保険に加入するべきです
ちなみに、通販型は示談代行はついていない会社が多いです。
代理店型は基本ついていますし、保険金額も無制限で契約できます。
なので、あなたの現在加入している保険を確認し、
示談代行がついていなければその特約ははずすのもいいかもいれません
はずした上で、自動車保険の示談代行付きの個賠に加入すればいいんですからね
ちなみに保険料は保険金額、示談代行の違いがあったとしても、
年額2000円ぐらいが平均かと思います
年額で2000円なので、かなりお得な保険と言えますね
それと、重複特約とは別ですが、
レンタカー特約にご加入を検討されている際も注意が必要です
というのも、保険会社は指定の工場といくつか提携しており、
保険会社紹介でその工場で修理する際には無料で代車の貸出をしてくれます
通販型は提携している工場があるかどうかは分からないですが、
代理店型の保険会社は大抵この仕組みを備えています
なので、レンタカーなど借りなくても無料で代車を借りれますので、
個人的にはレンタカーなどの代車特約には、加入しなくてもいいかと思います
その他の方法
⑭複数所有新規割引(セカンドカー割引)
また、あなたの等級をお子さんに2あげて、あなたが新規契約することで保険料をかなり節約することが出来ます
なぜなら、例えば40歳で新規契約するのと、20歳で新規契約するのとでは、
保険料に雲泥の差が生じますからね
なので、2台目の車の保険加入を検討される際は、
このあたりの割引が適用できるかを保険会社に確認するようにしてください
⑭ノンフリート多数割引
同居の家族で複数台保険加入している際に、
保険料の支払を複数台分一気にやると割引という内容です
保険会社によっては2台目から適用であったり、
3台目から適用であったりしますので、これも保険会社に要確認です
ちなみに割引率は、
2台⇒1%、3台以上5台以下⇒3%、6台以上⇒5%が一般的です。
まとめ
以上、保険料を安くする方法をお伝えしましたが、
いかがでしたでしょうか?
知っている方法もあれば知らなかった方法もあったかと思います
ちなみに、車の種類などによっても保険料が異なったりしますが、
保険料を考えて車を購入することはないかと思いますので、
こればっかり対策のしようがないかと思います
最後に、⑮を記載するのを忘れていましたが、これはもうお分かりですよね?
それは、私がお伝えした上記の方法を活用して保険料比較することです
⑮保険料比較する
結局、頭で色々考えても実際に見積もり取ってみないと、
どんぐらい安くなったとか、どの保険会社が安いとか分かりませんからね
なので、自動車保険の無料一括見積サービスなんかを利用して、
各社保険料比較して、あなたの理想の自動車保険に出会ってください
一度に、約20社の自動車保険料比較が無料でできますのでオススメですよ
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