過失割合にどうしても納得がいかない・・・。
そのようなときってありますよね。
特に、あなたが車両保険に未加入の場合であれば、尚更だと思います。
自己負担金がどうしても出てしまいますからね。
私は、保険会社の事故対応の窓口として、
毎月約80件程度の新規事故を3年受付していました。
中には過失割合に納得行かないという事故も、数多く担当してきました。
そんな私の経験から、過失割合にどうしても納得していなければ、
とにかくごねるのが一番です。
もちろん、あなたの事故状況にもよりますし、
保険会社の担当者次第のところではあります。
見通しがいい交差点での事故等で、
予見可能性が十分にあるのであれば、ごねても無駄です。
保険会社の担当者もそれはいくらなんでも無理だろうとなります。
ただ、基本過失5:95とか、10:90とかであれば、
ごねれば過失割合0:95とか、0:90とかで示談できる可能性があります。
あくまでも可能性なので、保証はできません。
ですが、保険会社の社員もあくまでも人間です。
それに、多くの事故案件を抱えて、会社からも、
早く解決させろとプレッシャーをかけられています。
なので、心理的にもだんだんめんどくさくなってくるわけです。
私もそうでした。
ただ、だからといって高圧的にごねられたら、
保険会社も譲歩はしません。
同情の余地があるなという心情が芽生えたきに譲歩します。
一応、保険会社は判例タイムズという過失割合例が載っている本を参考に、
過失割合を決定しています。
もちろん、現場の事故状況も調査しています。
そして、最初の段階であなたの主張は受け入れられないという交渉も、
しっかりやっています。
なので、上司にも以下のように言って説明がつくわけです。
「ここまでこういう風に対応したけど、生産性を考えて、譲歩して示談したいんです。」
私は、何度かこういう流れで譲歩して示談をしました。
ただ、基本過失に修正要素を加えた過失割合から、10%も変わることはありません。
変わったとしても5%程度です。
中には、代車費用を考慮したりしたケースもありました。
ただ、何を言われようが絶対に譲歩しないという状況もあります。
それは、契約者側の代理店が力を持っていたりするケースです。
代理店が譲歩するのは絶対に許さないと言えば、
担当者としても強く言えず、それに従わざるを得ません。
とりあえず、あなたの事故状況、事故相手の契約者、
契約者が加入している代理店、保険会社によって状況は変わりますが、
ごねることで過失割合が変わる可能性は高いですよ。
一応、次のページで過失割合で悩んだときの具体的な対処法を全てまとめているので、
よろしければご参照してください。
今の状況を改善できるかもしれません。
トピック!
弁護士費用特約があるなら弁護士に相談が1番!
弁護士費用特約があれば、無料で弁護士に相談・示談代行依頼が可能なので、過失割合で納得できない場合は、必ず弁護士を頼ってください。そのための弁護士ですからね。
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メールで今の状況をお伝えし、過失割合を何とかできないかだけでも聞いてみる価値はありますよ。
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