過失割合の9対0とはどういった意味なんでしょうか?

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一般的に、過失割合というのは100%のうちどっちが何割非があるかという話ですよね。
なので、AとBの割合をプラスしたら100%になるのが原理原則です。

ですが、稀に9.5対0とか9対0などのイレギュラーな過失割合が発生するケースがあります。

私は、保険会社の事故対応部門でトータル数千件の事故を対応してきましたが、
こういうイレギュラーな過失割合で示談解決した案件も確かにありました。

ありましたけど、トータルで10件ぐらいだった記憶があります。

なぜこんな過失割合になるのでしょうか?

それは、双方譲歩した結果だからです。
基本的に示談というのは、当事者の譲り合いで決定するものです。

なので、事故当事者と保険会社が双方納得すれば割合は何でもいいわけです。

ただ、この9対0などで示談するのは、本当に揉めた事故の場合にしかありません。

当事者が過失0主張で保険会社が5%〜10%の過失はあると主張し、
なかなか示談解決できない場合が多かったですね。

保険会社の社員も利益ベースで考えますし、
他にも100件以上の事故を並行して取り組んでいます。

言い方は良くないですが、1件の事故に時間をかけ過ぎたら、仕事が本気で回らないわけです。

なので、ルールに沿って過失提示をして、やれることをやった上での9対0の解決というのは、
生産性を考えても上司からの決裁も通りやすいというわけですね。

ただ、これはケースバイケースですので、会社、地域、上司の方針にもよります。

ですが、金額が20万円に満たない小中規模の事故では、9対0というのは、
比較的ありえる解決方法の一つであるのは間違いないでしょうね。

⇒過失割合で悩んだときの対処法6つ

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